今年、1番面白かったです。
音楽よし! 出演されている俳優さん達が輝いていました。
さすが、309本のシナリオの中から選ばれた生命力あふれる瑞々しい17歳の物語
傑作です!
瑠璃:池田朱那
とにかく、目が綺麗。
瑠璃の、マサルや森先生に対する行動が、無茶苦茶すぎて、笑いが止まらない。
マサルには、太宰治さんの「カチカチ山」に出てくる、ウサギ宜しく、若き男にとっては一番、純粋な残酷さを発揮する。
森先生には猛アタック。瑠璃の撃沈するまでの根拠のない自信も、自分も若い頃経験したので、痛い程よくわかりました。
北村美幸監督の脚本の瑠璃役を、自分も若い時に感じたけども、行動に移せなかったことを、池田朱那さんが、ストレートに表現してくれて、観終わったあとの爽快感が半端ない。
モモ:片田陽依
瑠璃の親友で、いつも、瑠璃に翻弄されている。
瑠璃と、モモの河原の土手で、語り合ってるシーンが好き。
地味な役だがひょっとしたら、登場人物の中で、一番好きかも。
彩菜:白石優愛
眼鏡がよく似合う、眼鏡をかけてる女性は大好き。瑠璃の部屋でみんなで、おしゃべりしながらハンバーグを食べるシーンで、瑠璃を散々煽りまくる彩菜さんがいい。
何度観ても、その時の彩菜さんのボケとツッコミがリアルすぎて、笑ってしまう。
くるみ:大熊杏優
とにかく、別格にかわいい。名前も素敵!あゆが可愛いすぎて、熊も食べれないほど。くまった、くまった。
マサル:青山凱
トークショーで、生のマサル(青山凱)を観て、自分がずっと、だまされていたことに気づく。
生のマサル(青山凱)は、映画にでてくるマサルより、100倍いけてる。
そういえば、映画ではちょっと頼りないマサルを見事に演じ切っていましたが、生の青山凱をみて、やんちゃな気概のある俳優、若き頃の、三船敏郎だ。
ぜひ、次はスーツを着た青山凱を観てみたい。
森:中島歩
こんなにも、自然な、おかしな、素晴らしい、経歴を観たら、とにかくすごいひとだった。さっそく、「銀平町シネマブルース」を観て、改めて、味のある人だと思いました。
カネヨリマサル「GIRL AND」
いい映画には、いい音楽が必ずついている。
エンドロールに入る前に、ギターの伴奏が聴こえてくるのがいい。
あれ?この曲、どこかで聴いたことがあるような?
そうだ、映画が始まる前に、場内で流れていた曲だ!
何か懐かしい。古い友人にあったみたいだ。
主演の池田朱那さんの声と、ボーカルのちとせみなさんの声がそっくりで、違和感なく、エンドロールに突入。
「17歳は止まらない」を観終わった余韻に浸りながら、エンドロールで流れるこの曲は、まさにエンディングを飾るのにぴったしだ。
1時間36分という短い時間で、これほどの内容の濃い映画をまとめ上げた北村美幸監督の手腕に乾杯!
本当にいい映画、ごちそうさまでした。
そして、
一度、絵に描いたら、とことん愛着が湧いてきて、とにかく、今後の動向が気になるタイプです。
自分の下手な絵と、オリジナルの写真を見比べているうちに、オリジナルの写真にみいってしまいます。
きっと、オリジナルの写真が生きるように、わざと、下手に描いているのです。おっほん。
基本、絵に描いたら、その人は、忘れません。
「17歳は止まらない」に出演された皆様の、今後のご活躍を期待しています。
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