「今日は、羽生さん、負けちゃうのかー。」
忘れもしない、2007年10月1日(日)のNHK杯将棋トーナメント。
テレビの前で、正座をしながら羽生さんを応援していた私は、解説の加藤一二三さんのコメントを落胆しながら聞いていました。
その時です。 6,7,8,9, 時間ギリギリに打った9八角。
「あっ! なんか、すごい、かっこいい角!」
最後まで、諦めない羽生善治さんの、意気込みが凝縮された一手でした。
あの、一戦をリアルタイムで見れて、羽生善治さん、中川大輔さん、解説の加藤一二三さんに大感謝です。
まさに、その時の9八角打の瞬間の場面です。
NHK杯戦での記憶に残る大逆転劇に繋がる、この9八角打こそ、私にとって、初めて羽生マジックを目の当たりにした瞬間でした。
今でも、あの時の、加藤一二三さんの驚きは、面白くて、😆、ついつい何度も観てしまいます。